IKFギター教室のブログ

東京都中野区のギター教室

中野坂上・中野新橋のギター教室
機材や練習方法、おすすめのギタリスト等の話題を中心に書いています。

初見レコーディングのちょっとした秘密

参考音源やデモ音源なしでほとんど初見状態のレコーディングや
リハーサルはいつもではないものの、ちょいちょいあって
今日もそんなレコーディングデイでした。


どのレコーディングもそうですが
いつも無事終わってよかったと毎度緊張感あります。


初見で演奏する時のほとんどの場合は
写譜屋さんという譜面を書く専門の職人さんが書いてくれた譜面を読むので
本当に読みやすいです。
普段より倍といっても過言ではないくらい。


ちょっとした上下や左右や大小にとても音楽的な気の使われ方や愛情があって
なんだか音楽が頭に鳴ってくるようで。
パソコンで作れてしまう時代だけど、この芸術的な技術は受け継がれていって欲しいな。
どんな譜面か気になる方は『写譜屋』というキーワードで是非画像検索してみてください。


台風 歌モノのギターソロ

今回の台風も強烈らしいですね。
残念ながら予定していたライブ中止になってしまったので
急遽お休みになった1日。


休みになると僕のあるある
体調を崩す。。。
日頃絶対風邪ひきたくないと結構気をつけているので割と健康なのだけど
これからは休みの日も体調管理気をつけよ。。。


話変わりますが
歌物のギターソロは大抵8小節程度の短いもの
そこに結構様々な展開を入れていきます。


Tくんのレッスンでそんなギターソロについて質問があったので色々アドバイス。
Tくん2年位通っているので最近はセッションにも遊びに行くようになり
アドリブで長いソロをセッション的に弾くのは結構得意です。
短くキャッチーに出来ないというのが目下の悩み。


僕がレコーディングの時実践しているやり方を順を追って伝えて
実際に僕が弾いたりTくんにもトライしてもらったりを数回レッスン。


綺麗なラインを描くことは大分できてきたので
あとはそれを追えるよう精度を上げる練習していきます。


昭和から伝統のFの壁

Fの壁
昔から言われていいるギター最初の頃の壁。
今日は先月から通い出したKさん。
ギター購入してまだ3ヶ月目だそうですが
この壁にあたってレッスンに来るようになりました。
コレはまず簡単に克服できます。
指の角度が原因
手首の角度が原因
ギターの調整が原因


この3点のどれかかその全てか
フォームなどは直接見てアドヴァイスが必要なので割愛しますが


ギターの調整という問題
何気にコレが1番多いような気がします。
弦高が高すぎる、というかナットの溝切りが高すぎるギター多いです。
新品販売時、ナットを低く調整していると少しネックが逆反りすると音が詰まって
出にくくなります。
おそらくそれを回避するため新品の販売時セッティングは少し高めにしてあるのかと。


特に安価なギターはフレットの状態も良くないものが多いので尚更シビアなセッティングでは出荷できないのでなおさら。


初心者の方にはリペアショップというのはハードル高いでしょうが
勇気を出して持ち込むことをお勧めします。
教室の近所に老舗リペアショップあるので、僕も一緒に行ったりしてます。
自分の張っている弦のゲージに合わせてナット削って貰うのと3点調整して貰うと格段に弾きやすくなりFの壁超えられる可能性大!


周りにギタリストがいて、調整されたギター弾ける機会があれば弾いてみて下さい。
レッスンでは僕のギターを弾いてみて貰うのですが
殆どの人が簡単に押さえられて
「こんな弾きやすいのズルイ!」といいます。


因みに僕の弦高は標準よりやや高いのですが、それでもバランスが良いと押さえやすいのです。


今回Kさんはギターの状態はとても良かったのですが
指の角度の問題で、順を踏んで押さえていくと簡単に押さえられるようになりました。
コレで色んな曲弾けますと喜んでくれて嬉しかったな。